ギャンブルによる借金 自己破産による解決事例

借入の事情

【ご相談者】 40代女性

【借入原因】 生活費(鬱病に伴う休職)とギャンブル(競馬)

 

債務状況

手続き前 債務額 11社と1個人より総額約1000万円 

(手続き中に個人債権者より債権放棄をうけ残り11社約780万円)

手続き後 債務額 0円 

  • 資産状況
  • 給与・・・約15万円
  • 預金・・・なし
  • 自動車・・・なし
  • 不動産・・・相続した雑種地あり(手続き中に売却→手続き費用・管財費用と債権者への分配へ)

手続の方針と経過

 

約10年前の人事異動による激務でうつ病を発症し休職。色々なことが重なり悪化し、復職と退職を繰り返すうちに生活費の補填に借り入れが増えてしまいました。

そんな中なんとか返済しようと競馬に頼るようになってしまいました。ギャンブルで作った債務額があまりに大きく免責不許可事由に該当するものでした。

家計収支から再生での履行可能性は見込めず、ご本人は免責が許可されないことを心配しながらの自己破産のお手続きでした。

申立後に当方から専門病院への受診についてお話させていただき、ギャンブル依存症の治療を受けられ、ギャンブルに代わる他の趣味を見つけることができました。そういった経緯から管財事件扱いを経て無事裁量免責を得ることができました。

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