任売後の破産に関して

●借入の事情

脱サラ後、貴金属店を営んでいたAさん。
当初は商売も順調でしたが、徐々に経営が傾きとうとう廃業することになりました。
お店の運転資金として銀行からの借り入れがあり、また、自宅マンションの住宅ローンも残っていたため、それらの返済のために、他から借り入れをする悪循環に陥っていきました。

もちろんAさんは、生活のために再就職をしようと求職活動をしますが、なかなか就職先がみつかりません。
そのため、生活費のために消費者金融からさらに借金を重ねてしまいます。
体調も悪くなりましたが、医療費の捻出ができず、病院にかかることすらできない状態でした。

債務状況
手続き前 債務額 13社より総額1200万円

手続き後 債務額 0円

資産状況
給与・・・¥17万(ご本人と配偶者のパート代)
預金・・・¥0
自動車…なし
不動産 自宅マンション

手続の方針

60歳を超え、パート代だけでは返済までは不可能でした。
不動産があるので管財費用21万円の用意が必要と見込まれました。
その上ローンの支払いを辞めており、競売が差し迫っていました。
査定の結果、明らかにオーバーローンの状態で、住宅ローンの債権者にも査定金額の了承が取れたことから、任意売却を事前に行いました。
それにより、引っ越し費用や管財費用の一部を賄え、自己破産の手続きにすすみました。

不動産の売却後の自己破産申立のため、管財事件に移行し管財人弁護士による詳しい調査がなされたのの、順調に手続きはすすみ、免責決定がだされました。

当社は、提携の不動産業者により、ワンストップで任意売却のお手続きが可能です。

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